名刺の佇まい
日本を築いた偉人が愛した銅版印刷名刺にはある共通点があります。 それは活字書体からにじみ出る「名刺の佇まい」―。 活字の種類、サイズ、行間の美的バランスをとる技術はタイポグラフィと呼ばれ、限られた表現条件の中で組版された活字はアナログならではの深い味わいと、格式高い黄金律で組み上げられています。 満津金の名刺は表面に住所や電話番号等を入れることは叶いません。名刺の佇まいと呼ぶに相応しい組版(タイポグラフィ)は日本を築いた偉人の名刺をご覧頂ければ明白です。表面はまさにそこに居る人のありさま。その人の醸し出す雰囲気そのものでなければなりません。この価値観をご理解頂ける方に、使っていただきたい至高の名刺です。
一、名刺には人の記憶が沁み込んでいます
一、名刺の書体には文化が刻まれています
一、名刺の紙は地位相応の重みを示します
満津金の名刺は、再注目されている江戸時代に伝来した「活版印刷」と、
歴史に名を残した偉人がこぞって愛用した至高の印刷技術「銅版印刷」という
「名刺を渡す時の満足感」や「名刺を受け取った時の価値観」にこだわった印刷技法で刷り上げています。
<活版印刷>
凸版を使用し、圧を加えて印刷する技法です。印字部が沈み込むため独特の雰囲気があります。線が太くなる特徴があり精密印刷には向きませんが、素朴で大らかな風合いを喜ばれる方に人気です。
使用する紙:ニーナコットン
ニーナコットンは、アメリカの製紙メーカーニーナー社のコットン紙です。自然な風合いがあり、柔らかで優しい手触りです。
厚くて柔らかく、印字部の沈み込みを引き立ててくれます。
GREEN AID(環境対応紙)でコットン100%配合の非木材パルプ配合用紙となります。
<銅版印刷>
銅製のシリンダーに電子彫刻をほどこして作成します。伝統的な雰囲気と微細な線も再現できる精密さが両立するところが人気で、世界的にもっとも高級でフォーマルな印刷とされています。
使用する紙:コンケラー・ウーブ
世界中で高い評価を得ているステーショナリーペーパーのトップブランド、コンケラー。
プレーンな表面をもつウーブは、幅広い用途に応える伝統的なステーショナリーペーパーです。
※環境に配慮したFSC森林認証紙です。