HOME > 満津金HOME > 四福「江戸町火消錦絵」 > 錦絵のお名入れについて
   
 
 




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「江戸時代末期に発足した「東都納札睦」という千社札の最古の交換会が現在も連綿 と続いています。この会の「高橋藤」こと二代目高橋藤之助が千社札に使う文字を 「江戸文字」と名乗ったのが、この呼び名の最初です。この「高橋藤」は代々の提灯 屋で、提灯以外にも傘や暖簾の意匠にもたけていたため文字を中心とした見本帳や手 本を刊行していました。「千社札」「提灯」「染物」という江戸の生活意匠の中でも 特に目にすることの多い、一口に言えば「粋」な所に使われる書体を総じて「江戸文字」と命名していました。そして時は流れて昭和四十年代、デザインの研究者が「千 社札」を含めて「勘亭流」「寄席文字」「相撲字」を「江戸文字」と総称した研究書 を刊行しました。事実に即した呼び方であり、以来この総称を広義の「江戸文字」と 呼ぶことになりました。しかし昨今「江戸文字」という名前の通りの良さからフォン トとして形ばかりをとらえて伝統とは縁も無いのに「江戸文字」として安直に名乗る 輩がいます。嘆かわしいことです。「江戸文字」がフォントとひとくくりにしがたい のは、江戸文字は基本的に「手(筆)で書く」技術だからです。技術だけに留まらずそ れぞれの文字が生きる世界の息吹の中でこそ、その味わいが表現できる、という厄介 な条件もついてきます。書体を見て、あのフォントに「似てる」と簡単に思われてし まうのは大変に不遜です。江戸文字を考案した先人がどんな書き方をしていたか、そ の技術を見た上で伝承・勉強と先人への畏敬の念が伴わなければ伝統は守られません。先人の労苦を想い、伝統を継承する現代の江戸文字の書き手への理解を満津金を 通して深めて頂ければ幸いです。


 
 
 
 
 
お名入れ対象商品の錦絵をご購入の際に、店頭でお名入れする文字のご要望をうかがいます。
文字数や使用するひらがな、カタカナ、漢字によって、印象は様々です。
店主にご相談いただき、お名入れに最適な文言を提案いたします。

<ご注意点>
上に3種の江戸文字の代表を紹介しましたが、書体をお選びいただけません
錦絵の作者 岡田親氏にお任せください。

 
 
 
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<ご注意点>
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