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「二月大歌舞伎」中村勘太郎、中村長三郎 初舞台記念
橘右之吉師匠「うのす」×「京はし満津金」コラボ商品
特製折本鷽宝恵帳 限定販売!

 

  1.  師匠と初のコラボ商品「特製折本鷽宝恵帳」のお話をさせていただいたのは去年、私ども満津金が開店して間もなく、師匠が奥様を連れて満津金にお越しになられた日に始まります。お店の趣意や特色をご説明しておりましたところ、御朱印集めを以前からなさっている師匠の奥様が満津金の御朱印帳を手に取られ、質感、仕上がりに関心を持たれました。

     満津金の御朱印帳はすべてオールハンドメイド。商品開発の時点から素材の吟味に始まり、一生モノとしてふさわしい商品作りを目指していました。ブームだけではない御朱印の本当の意義を、現在御朱印集めをなさっている方はもちろんのこと、これから御朱印集めを始めたいと思っている方にも、満津金の御朱印帳をお使いいただきながら伝えて行きたいと考えています。御朱印集めのことなら、まず満津金に行ってみよう!と、皆様に言っていただけるようなお店作りを心掛けたいと思っています。

     さてお話を元に戻しますが、ご夫婦そろって気に入って頂いた満津金の御朱印帳でしたが、このさき師匠の「うのす」と「京はし満津金」のコラボ商品を将来つくりたいなあ~と、漠然と思っていました…。数日経ったある日、師匠の年末年始のご予定をお聞きしている中で、歌舞伎座の二月大歌舞伎で故中村勘三郎さんのお孫さんにあたる、勘九郎さんのお子さん二人が中村勘太郎、中村長三郎を襲名して初舞台を踏まれるとお聞きしました。

     うんッ、待てよ?あッ、もしかして?と、思いついたのが襲名初舞台記念御朱印帳のプランでした。お二人の門出を祝う師匠揮毫の襲名を御朱印帳の見返しに当て、表紙には故中村勘三郎の「中村格子」浴衣生地を使用して誂えたら、きっと思い出に残る御朱印帳になるのではないかと思い早速、見本を作成して師匠のもとへお届けしました。師匠もピンときたご様子で「やってみましょう!中村屋さんに承諾を頂きましょう!」と。


     旅先から戻った中村勘九郎さんと師匠が面会して今回のコラボ商品のプランをお話しして頂き、二つ返事でご快諾いただけたと朗報が入りました。先日、浅草での中村勘太郎、中村長三郎襲名お練りでも師匠は勘九郎さん親子とともに並んで歩いていらっしゃいましたからね、さすがは師匠!中村屋さんとの縁の深さを痛感しました。

     ご快諾を頂いたとなれば2月2日の初日を目指して襲名初舞台記念御朱印帳の制作に入るべく支度を始めましたが、師匠から故中村勘三郎さんに頂いた「中村格子」浴衣生地の反物をお預かりした時はさすがに感慨深い気持ちになりました。私は勘三郎さんとは勝鬨ゴルフ練習場でお会いした事があり、その時勘三郎さんが使われていたサンドウエッジが未だに忘れられません。普通のサンドウエッジに比べて2倍位大きいヘッドがついたクラブで練習をされていました。「珍しいサンドですね」とお声がけすると「これね~、こんなカタチしているけど良くでるんだよ~」って嬉しそうに話していました。その頃、勘三郎さんはちょうど平成中村座のニューヨーク公演を実現させたころであったと記憶しています。惜しむべくも勘三郎さんが他界されてからもう5年が経つでしょうか。今ではご子息勘九郎さんの二人のお子様が2月大歌舞伎で初舞台を踏むにまで成長されました。二人のお孫さんのご活躍を天国からきっと見守っていられることと思います。わたしども満津金も勘三郎さんの想いに沿えるような襲名初舞台記念御朱印帳の制作を目指そうと誓いました。




     1月下旬には限定50冊が出来上がり、早速ご納品。あとは販売を待つばかりとなりましたころ、師匠から商品名のご提案がありまして、「うのす」と「京はし満津金」が共同開発した「特製折本鷽宝恵帳(おぼえちょう)」という商品名に代わることになりました。御朱印帳としてではなく、使い方は様々、中でも歌舞伎役者さんのサイン帳に使える!と私どもが思ってもいないご提案に脱帽!さすがは師匠、恐れいりました!

     2月2日の初日は歌舞伎座正面で「一番太鼓の儀」が行われ、ご挨拶をした中村勘九郎さんが「猿若祭をさせていただけること、その中で息子二人が初舞台を勤めますこと、こんなにうれしいことはございません」と語られました。「これはもう父勘三郎の力です」と澄み渡る青空の下、一番太鼓が鳴り響き「猿若祭二月大歌舞伎」の開幕が告げらたのも印象的でした。




     するとどうでしょう?一番太鼓が鳴り響く頃には、木挽町広場内に設置された師匠の展示販売所では早くも「特製折本鷽宝恵帳(おぼえちょう)」目当てに行列が並び始めました。販売から半日も経たないうちに完売御礼!思いがけない結果に我々も驚きを隠せませんでしたが、やはり師匠のFACEBOOKの影響力は絶大でした。師匠のFACEBOOKをご覧になって来場されたという方がほとんど。迷わずの目的買いですから最後の一冊は奪い合いになってしまうほどでした。「特製折本鷽宝恵帳(おぼえちょう)」と共に、中村屋の定紋「角切銀杏」が印されたうのすの「千代掛け」も瞬く間に完売しました。これからも私たち満津金はお客様に喜んでいただける魅力ある商品開発を強く進めて参りたいと思いますので、これからの満津金にご注目願います。

「???」お楽しみに

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